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ゴーストシップ~水平線の蜃気楼~

 

水平線の向う側にいる船舶が上半分だけ見えていました。下部は透明です。
この日は気温が少し高くなりましたが海水温度は低いので、海面近くの空気が冷やされ、光が下にカーブして水平線の向う側が見えたのです。蜃気楼の一種です。
夏の「逃げ水」が熱い地面に温められた空気で光が上にカーブするのと逆になります。
2枚目は近くのボートと比較してみたものです。

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上半分しか見えないのは何故でしょう?
それは、ここから見た水平線まで行っても、船舶は半分しか見えない位置にあるからだと思われます。

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これらは上半分しか見えない船の下が、上を鏡のように映しています。
海水温度に変化があって、途中で屈折率が変わったのかもしれません。

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これの左側は一見ノーマルな状態に見えますが、やはり下部は鏡になっています。

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自然」カテゴリの記事

コメント

少し前、千葉の海岸(幕張のあたり)でも、こんなふうに見えたんですけど、「まさか、こんなところで蜃気楼ってわけないよねえ」なんて言ってました。これとそっくりだったから、やっぱり蜃気楼だったんだ、と驚いています。気温より水温が低いとこうなるわけですね。普段は水平線がまっすぐ見えるのに、東京湾中の船が集まって並んでいる感じで、向こうに山並みがあるかと思うほどでした。蜃気楼、っていうと富山ですけど、そうとは限らないんですね。

夏じゃなくても見られるんですね。面白いです。
大昔の人なら、まさに幽霊船だと思うでしょうね(^^;…

日本で、しかも同じ県でこんなのが見られるとは夢にも思いませんでした。
Lucianさんだから見つけたのでしょうか?
地元では普通に知られているのでしょうか?
一度見てみたいものですが、気仙沼でもというか、どこの海でも見られるのですか?

nuts-coさん
水平線上がスクリーンや舞台の役割をしているようです。
初めのうちは、同じ所を一列に船が走っているように見えたのでその通りだろうと考えていました。
でもそれだと衝突してしまうのでおかしいと思って気が付きました。

ねねここさん
蜃気楼は夏、という固定観念は私も持っていました。
双眼鏡で観察していてようやく分かったので、裸眼だったらずっと気づかなかったと思います。
「逃げ水」の記事はこちら
http://familiarsight.cocolog-nifty.com/blog/2009/06/post-ecc1.html

esikoさん
初冬なのに気温が高い日だったので見られたと思います。
海水と空気の温度が同じだと発生しません。
どこの海でも見られる可能性は同じですが、天候しだいということになります。
いつも沖を見ている漁師なら知っているかもしれませんが、一般の人は気づいていないと思います。

私は富山出身だけど、蜃気楼って見たことがなくて、魚津の博物館で原理を説明して模型の中で再現できる展示があったのですが、いまひとつ腑に落ちなかったんですが、こんなきれいな写真を見ると本当にすごーいと思ってしまいます。

sustenaさん
いつでも見られるわけではないのですが、今まで気がつかなかったのがもったいないです。
双眼鏡はバードウオッチングだけでなく、思わぬ発見ができることがわかりました。
紹介できてラッキーです。

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