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野外オブジェ #3

 

機能を果たすことをやめた構造物は、その断片に機能美の痕跡を残しながら消えて行きつつあります。
消えるといっても姿形を変えるだけで、リサイクルされるのですが。 

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断片の切り口は、まるで厚紙を手で引き千切ったような形に見えます。
何を使ってどうやって切ったのか、作業状況を直接見ることはできないのですが、道具を見れば一目瞭然です。
鉄板の端部が、刃物で切るか、引き裂いたようになっているのがわかります。

 

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これがそのツールです。
巨大なカニの爪のような鉄骨カッターがついたバックホーで、船体を三つに切り離したようです。近くにはガス溶断用のガスボンベも置かれていて、使った形跡もありますが、大部分はこの機械で切り離したようでした。

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こちら↓は一般に建物などの解体に使われるはさみがついたものです。
プラスチック船(FRP製)などはこれで簡単に壊せますが、鉄の船は無理なので、持ち上げたり移動したりするのに使っていると思われます。

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コメント

まるで巨大な魚のようなカッター。ちぎれた断面がは本当にダンボールのようで、本当に驚いています.

sustenaさん?ですよね。IPアドレスが違うので出張先からかと思いますが、違ったらごめんなさい。
このカッターは実際には今回初めて見ました。特殊用途なので滅多に見ることがないのは当然でした。
日中は仕事なので、切っているところを見学できないのが残念です。
でも大体想像はつきますね。

このような圧倒的な風景は、スゴ過ぎて笑いさえ出てきそうになり、オーナーさんに失礼に当たるので
コメントも出来ないくらいですね。 プロペラくらいは引き取りたいのではないでしょうか。
kamsattって、サッと噛める、ということでしょうか。 激しいスタイルですね。

iwamotoさん
再利用できるパーツは全部持ち主に返されます。
サッと噛める、という意味ならsattkamになりそうですが、実際のところ、attはアタッチメントの略なので、kamsという商品名のアタッチメントということになります。
ところで、今日は秋篠宮両殿下がお立ち寄りになって視察されたようです。
どのような感想を持たれたか気になるところですが、我々とそんなに違わないと思います。

あ、ニブラ(ニブラーともいう)だ。nibble からくるカミカミガシガシマシーン。横から見ると恐竜時代の生き物くさくて、一番好きな重機です。(これ動いてるといっぺんに6歳児に退行してしまいます)

こんにちは。
こんな大きなモノをどうやって・・・と思うのですが、機械が有ればなんとか処理できるんですね。
近場で見たら、その大きさにぶったまげると思います。
被災者のこの先の具体的な生活が見えないまま、片づけは進んでいるんですよね。
岸壁までは行けないのですが、気仙沼の西部を見ていると、震災前と同じようになってきています。
大量の瓦礫はどこかに積み上げられているんですよね。

Cakeaterさん
ニブラっていうんですか? これが必要な解体工事はあまり見たことがなかったです。
工場に据え付けてあるのはよく使いますが。
動いているところを見てみたいなぁ。

esikoさん
被災地は今、瓦礫を仮置き場に移動して山積みしています。本当に山のような量です。
ある程度、片付けにひと区切りがついたような状態といえる程度でしょうか。
復旧はこれからが本番ですね。

ニブラは、東京の場合、建築解体現場でよく見ます。それと、幹線道路拡張工事なんかで、上物を取り払って、山留め工事の段階で、地中から古い建物の基礎の大きいのがでてきて、普通のユンボのバケットやドリルマシンやエアハンマーでは手に負えないケースですね。そういう時は、コア屋さんが蜂の巣みたいに穴を開けて、それを手がかりというかクチバシかかりにして、ニブラがカミカミやって細かく砕いていきます。戦後の一時期はパイル打ち込みをせずに、建物の地盤の基礎は鉄筋コンクリートの巨大ブロックをつくっていたころがあったようで、もう固いのなんの。。。ニブラの出番です。山手通りの拡張工事ではよく使われておりました。

船も大きくて壊れにくくできてるでしょうから、壊すのは大変でしょうね。
それを壊す重機もさすがに迫力があります。
それにしても、やはり船の持ち主のかたは、まだ使える船だったでしょうし、
なにせ船の価格が凄いので悲しんでると思います。
平和な時は綺麗な物ばかり見ていますが、
現実ってやっぱり超リアルですね…

そろそろ、月が太くなってきます。
これらの写真は夜間に長時間露光で撮ると、面白そうなんですが。
お仕事の休みの前の日とか、お元気でしたら如何でしょうか。
三脚立てて、お酒が飲めるならブラック・ルシアン、運転があるならルシアン・コーヒーなど用意して。
ニブラー持ってるiwamotoからの、無視して良い御提案でした。

Cakeaterさん
なるほど、鉄筋コンクリートまで壊せるとは凄いです。
工期とコストが限られている場合は効率を上げるために必要なものなんですね。
鉄骨の解体は何度も経験がありますが、多くが復元を前提にしたものだったので、ボルトを一本ずつ外すやり方でした.

ねねここさん
解体する前に疑問に思ったのは、大切りして切り離す瞬間にバランスが崩れないだろうかということでした。
なるべく軽くしてからやったみたいで、プロなりにノウハウを持っているようでした。
船主はエンジンや通信機器などを回収できたので、沈没してしまったよりは良かったかもしれませんね。

iwamotoさん
休みの前の日は夕べでした(笑)
一週間後は半分いなくなっているかもしれません。
クレーン付台船が来ていて、既にいちばん小さな船は処理場に運ばれてしまいました。
狙うなら処理場の方がいいかもですね。

月が変わりましたので、次の記事をお願いいたします(笑)

iwamotoさん、すみません。忙しいもので(笑)
仕事が復旧に関するものか、あるいは震災で遅れた分を残業と休日出勤で挽回しろというようなものばかりなので、当分の間、時間が殆どありません。
皆さんのブログを拝見したり、時々コメントを差し上げるので精一杯です。
どうかご了承下さい。

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