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2011年6月

野外オブジェ #5

 
このシリーズはこれで最後になります。
建物や船舶の津波被災は多く見てきましたが、個人的に最も衝撃的だったのが線路の変形でした。
先ずこちらはJR八戸線。踏切から右側までは正常ですが、左から先がブラックホールに呑み込まれたかのように捻じ曲げられ、すぼめられていました。

 

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その先は数十メートル先に、模型電車のパーツのように置かれていました。

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そしてこちらが三陸鉄道・北リアス線です。
土手から引きずり下ろされて砂に埋まっているだけならそれほど驚きません。

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それが段々起き上がってきて、 メビウスの輪のように捻れ始めます。
反対側から見ると枕木の裏側が見え、ついに裏返しになってしまいました。

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末端になると、やはりドッキングです。

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線路を守るように植えられていた防潮林は、殆どがなぎ倒されています。
防潮堤は決壊し、消波ブロックが積み木のように散らばっていました。
津波に対して、これらはある程度のクッション効果はあったと考えられますが、想定外の大きさだったために機能を果たせなかったのでした。

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タンポポの綿毛

 
タンポポの綿毛を見て、久しぶりに写真に撮りたくなりました。
よく見ると幾何学的に精緻な、実に不思議な多面体でした。
内側からも見てみたくなりました。

 

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Zoom

 
 
綿毛ドームの中はこんな感じでした。
根っこの種の集まる部分は饅頭型なのに、外から見た形が球になるように「傘の柄」の長さがうまく調整されていました。
外形は扁平でない完全な球の方が強度が安定しているからです。
うまくできてますね。

 

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野外オブジェ ♯4


年中無休のはずの信号機が、工事中でもないのに休んでいるのはかなり違和感があります。
しかも所々こうなっているのに遭遇すると、通り抜けるのに相当な緊張感が伴ないます。
津波の浸水被害なら、配線系統だけ修理すればいいのだろうかと想像していましたが、ユニットを丸ごと交換する予定のようで、今月末までかかりそうです。

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元は十字路ありの標識でしたが、今はもうどうでもよくなったのかもしれません。
何年も放置されたままでいることからもそういう疑問を持ってしまいます。
あるいはまた、何かの社会実験かもしれませんが…。

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こちらはT字路あり。
実は2つとも北向きに面しているので、直射日光による漂白作用のせいにできません。
よほど耐候性に劣る塗料を使っているのでしょう。
修復も撤去もしないというのが最大の謎です。

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