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黒い友達

 
 

日本中にいる普通のカラスといえば、ハシブトガラスとハシボソガラスの2種類だけである。
ハシブトガラスは下の写真のように嘴の付け根と額に大きな段があり、ハシボソガラスにはない。
ハシブトは澄んだ声で鳴き、ハシボソは濁った声で鳴くので、聴き分けられるかもしれない。
 
 

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ある日、1羽のハシボソガラスが河原に佇んでいたので、近づいて隣に行ってみた。
背中の羽根に触ったり、カメラを広角側のマクロにしてクローズアップで撮らせてもらった。
ハシボソガラスの嘴と額の境はなだらかである。

 

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すぐ近くで見ると、けっこう可愛い顔をしていて親しみを感じたというのが正直な印象である。
 
 
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目を観察していると、人と同じくらい頻繁に瞬きをするようだった。
瞼を使わずに「瞬膜」を素早く左右に開閉する。閉じているのはほんの一瞬だ。

注)この膜は、飛行中も閉じられ目を保護するゴーグルの役目をしている。
水鳥のはレンズになっていて、屈折率の異なる水中でコンタクトレンズの働きをする。
哺乳類はこの瞬膜は退化している。人のメガシラ(目頭)がその痕跡にあたる。
猫は眠っている間だけ瞼と一緒に閉じて、眼球を二重にガードしている。

 



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モデルに頼んで、瞬きの瞬間を撮らせてもらった。
コンデジなので、連写ではなくワンショットで3枚。
まぶたを閉じるのは眠る時だけのようだ。
 

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上の土手を見上げると、中年の男性がこちらを見ていた。
何か不思議な光景を見たような驚愕の表情をしていた。
客観的には、ペットと戯れているように見えたのかもしれない。
それが野鳥となれば理解しがたくても無理はない。
  

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野鳥」カテゴリの記事

コメント

そういわれても、未だに見分けがつきません(笑)
カラスに触れるなら、特別な人間ということですね。

iwamotoさん、こんばんは。
記事の記述に一部誤りがありました。
冒頭の写真がハシブトガラスで、2枚目以降がハシボソガラスです。
額の段差ははっきり違いますね。
鳥にとっての特別な人間がいるとすれば、仲間も含めて命を助けた者のことかもしれません。
カラスは、クルミを道路に置いて車のタイヤで割らせたり、犬や猫の鳴き真似をして威嚇し、
餌を横取りするだけの知能を持つ鳥なので、敵か味方かの区別は簡単にできるのでしょう。

Lucianさん、こんばんは。
カラスをこんな風にアップでたくさん見たことが無いので、正直驚きました。
でも仰るように、よく見るとつぶらな眼で可愛い顔をしているのですね。
ハシブト・ハシボソの「ハシ」は、クチバシのことでしょうか?
クチバシが細いのと太いの?

近寄っての写真の数々に、驚いています。
カラスになにか魔法でもかけたに違いないと思って見ています。
瞬膜までちゃんと撮影できるなんて・・・・。

esikoさん、こんばんは。
そうです。嘴の太さの違いで付いた名前です。
こちらでは8割以上がハシボソガラスです。全国的には半々ではないかと思います。
鳥に広角マクロで近寄ったのは今回が初めてでした。
ラッキーな出会いというものかもしれません。
あまり良い印象を持たれないカラスを見直すきっかけになればいいと思います。

たしかにかわいい顔!こんな愛らしい瞳だなんてオドロキです。アップで見ると毛もふわふわとしてて、うむ、これならぬいぐるみになりそう。ふだん見ているときは、冷たいヌレバ色にテカッとしたイメージなんですけど。

sustenaさん、こんばんは。
エサで釣ったわけでもないのに、愛想がよかったような気がします。
近寄ってみて初めて、想像していた以上に可愛いと分かりました。
普段、離れて見る時は、社会通念などのバイアスがかかった先入観を持ってしまうのかもしれません。

こんにちは
カラス、、、色が、もし、、、明るい色だったら
世界の歴史が違うものになってたかも??
なんて、、、そんな次元まで、想像してしまう
つぶらな瞳だったんですねぇ、、、
Lucianさんの写真の解像度も凄いですね。

現時点では
私の中では
生ゴミの日に
エサを漁るために
ゴミ袋を
ガチャガチャにする「悪者」でしかないのですが、、、、(滝汗)

亀三郎さん、こんばんは。
ひょっとすると、つぶらな瞳も何かをねだるための
戦略的な演技かもしれませんよ(笑)
それくらいの知恵はありそうです。
カメラはNikonP7100です。P5100はマクロが弱いので、
こういうシーンには向きません。
ブログ程度なら一眼画質までは必要ないかもしれないですね。

うん、かわいい。
僕の場合、レンズ向けるとパッと逃げられるので、小憎らしいやつらなんですけど。

Cakeaterさん、お久しぶりです。
かわいいのはこの個体だけだったのか、全部なのかは分からないです。
連れて帰れそうな雰囲気だったのですが、まさか猫と同居させるわけにもいかないですよね。

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