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田んぼアート2013 その2

 
 

大規模な田んぼアートでは、作図にパソコンが不可欠になる。
下書き用の絵の輪郭のポイントも数百、数千箇所になり、
位置は測量用のトランシットを使って、角度と距離の極座標を用いることになる。
 
桑原 裕(ゆたか)さんはオリジナルのアイデアで作図しているようだ。
参考にしているのが、主に年賀状のデザインで、それを白黒コピーした紙に色ペンで配色し、ガラス板にフェルトペンで転写。

田んぼの脇でガラス板をのぞき込みながら指示を出し、
妻の則子さんが指示に従ってテープで水田に「下書き」をする、
という独自に思いついた方法だという。
展望所から見た位置でちょうど良くなるように、遠近法も使っている。
精緻なデジタル画像ではなく、徹底したアナログの作画が、
このアートの魅力になっている。
 
 
Observ_r  

 
ポップ
 
 
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イラスト風
  

_r_3

 

HDR絵画風
 

Hdr_r
 
 
使っている稲の品種は、周囲(緑)の「まっしぐら」と、古代米(紫稲、黄稲)と白稲(ゆきあそび)と紅稲(べにあそび)の5色。
 
上半分の緑色が「まっしぐら」という品種の普通の稲。
黄緑色と黒紫が古代米。
 
 
Tsugaru_r
 
 
古代米の部分。
  
 
Kodai_r
 

 
白いのが「ゆきあそび」という観賞用の稲で、田んぼアートで色を増やすために開発された品種。
赤いのは「べにあそび」で、姉妹品種と思われる。
 
 
Shiro_r
 
 
Aka_r
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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風景」カテゴリの記事

コメント

白い稲なんかあったんですね。
それにしても育った時にちゃんと綺麗に見えるように植えたりするには、
相当、稲の事を知っていないとできない感じです。
ここまできたら、ここの米をすべてブレンド米として売ればお金になるでしょうから、
できれば大麦も入れた玄米ブレンドとして発売して欲しいくらいです。
心にも体にもいい田んぼになりそうです(^^;…

いったいどんなふうに植えるのだろうかと思っていたので、とても参考になりました。
それにしても見事な絵です。
秋田に行ったときに、大潟村を見下ろしました。こんな広大な面積を・・とちょっと溜息が出ました。

ねねここさん、こんばんは。
白い稲は、田んぼアート用に開発されて3年前から供給されている新品種です。
昔は3色の稲しかなかったのですが、今では2色加えて5色になりました。
この田んぼの米は、自家消費用で非売品なようです。
本業は酪農なので、田んぼは地元の小学生の田植え実習に使わせたり、
アートをしたりして地域社会に貢献されているようです。
ビジネスでないことも高い評価の要因かもしれませんね。

sustenaさん、こんばんは。
背景の緑の部分は、地元の小学生が田植え実習を兼ねて手伝ってくれることもあるそうです。
手で植えなければならないので、昔と同じで大変です。
大きな団体の人海戦術なら楽かもしれませんが、個人でやられているのはすごいですね。

遠近法というか、逆遠近法というか、素晴らしい技術体系を生み出しましたね。
子供たちが手伝ってくれるなんて、こういうことを「文化」と呼ぶのだと思います。

出来たお米の味は大きく違うのでしょうか。
これらは混ぜて焚くのか、気になるところです(笑)

iwamotoさん、こんばんは。
同じ町の酪農家に知り合いは沢山いますが、この方とは面識がなく、
直接お話を伺うことができません。
実際のコメの味とか調理方法は謎です。
古代米だけを炊くと、「ものすごくパサパサで、やや臭みのあるご飯」だそうで、
白米に混ぜて食べる方が無難らしいです。

こんにちは。
こんな立派なやぐらを作ってくださっていて
本当に感謝ですね。
たくさんの方に見ていただきたいですね。

どうやって構図を?って思っていたのですが
こんなふうに描かれているのですね。
すごいです!!
来年の田んぼアートも楽しみですね♪

いちごさん、こんばんは。
作図の秘密は初公開です。
私も前はトランシットで位置を出しているのだろうと思っていました。
グランドに石灰の粉で描いたり、砂浜に棒で描くのと同じで、自然なやり方ですね。
来年もまた紹介したいです。お楽しみに。

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