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蒲(ガマ)

 
 

ソーセージかフランクフルトのような形のガマの花穂が池に並んでいた。
早いものはそろそろ熟して綿毛が出ている頃である。
何段階かの成長の個体差が観察できた。
 
 

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綿毛が出る一歩手前の成熟した花穂。
 

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穂に亀裂が入って綿毛が飛び出し始めているものもあった。
 

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これから本格的に出始めるところ。
1本の花穂から出る綿毛には約10万個のタネがあるらしい。  

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すっかり出てしまった様子。
タンポポの綿毛によく似た種がびっしり集まったような感じがする。
量は大きめのワタアメ2つ分はあるような気がした。
 

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毛皮を剥がれた因幡の白兎が、大国主命の指示でこの蒲の穂に包まり、
花粉で止血して傷を治したというが、花粉は穂黄(ホオウ)という生薬で、
実際に血管収縮作用による止血効果がある。
 

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蒲団(ふとん)の「蒲」の字は、昔、蒲の綿毛を寝具に入れたことが由来になっている 手に持った感触は、まさに布団の綿そのものである。
 
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ガマには、蒲、小蒲、姫蒲の3種類があるが、これらは蒲だった。
 

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草花」カテゴリの記事

コメント

蒲布団、面白そうですね。
乾し草のベッド、という言い方がありますが、そんなもの信用できません。
とても寝られないのではないでしょうか、チクチクしそうだし。
それに引き換え、ご紹介の蒲布団は良い夢がみられそう。

もしくは、この綿で「ウサギの人形」を作ったらどうでしょう。

こんにちは。
蒲団・・・そういう意味があるのですね。
お布団を作るくらい集めようと思ったら相当の量が要りますね!
でもふわふわして気持ち良さそうです。
フランクフルトが綿あめに変身!!そんな感じですねhappy01

iwamotoさん、こんばんは。
綿毛は周囲で一斉に出るのではなく、いくつかの熟したものから順番に始まるようでした。
そのため、この時の綿毛は2~3個分しかなかったです。
それでも小さなクッションくらいは作れるくらいありました。
沢山集めるには何回か通う必要がありそうです。
枕でも作れば、白うさぎの夢を見るかもしれません。

いちごさん、こんばんは。
一本から10万個の綿毛なので、蒲団を作るには100万個以上は必要でしょう。
タンポポの綿毛をいっぱい集めると、こうなるのかなという印象でした。
綿花との違いは、小さなタネがついているだけで、ふわふわ感は同じですね。
「フランクフルト」の方はケチャップをつけて食べたくなりそうですが、
「ワタアメ」のほうは色がついていて、あまり食べ物っぽくなかったです。

白兎の夢。
たぶん、追い掛けて行って、穴に落ちて、不思議な世界を彷徨うでしょうね。

iwamotoさん、こんばんは。
因幡の白兎の夢だとホラーになってしまいますが、
アリスなら楽しくていいでしょう。
最近は、ビッグバンが始まる前の宇宙のイメージを描いているので、
そちら方面の夢をよく見ます。
蒲のビッグバンがヒントになるかもしれません。

私はフランクフルト状の蒲の穂はよく見た気がするのですが、こんなにフワフワの蒲の穂はあまり記憶にありません。
なんでかにゃ?
綿が出回るまでは蒲の穂で布団を作っていたのですか?
いや待てよ、平安時代のお貴族様は着ていた着物を上からかけて寝ているイメージです。
あああ、にゃんだか頭が上手く回りませぬ。
寒くなって来たからフワフワしたものが魅力的に見えますね。
うーん、何だかまとまりのないコメントしてしまいました。
お許しアレ

paoままさん、こんばんは。
ガマはフランクフルト期が大部分で、ワタアメ期はほんの一瞬です。
見ないほうが普通ですね。
平安時代は貴族でも着物をかけて寝ていたようです。
布団の原型になった綿入りの夜着が登場するのは安土桃山時代以後ですが、
庶民は紡績工場が出来て綿のコストが下がるまで布団は買えなかったようです。
昭和初期くらいまでは部分的に蒲の綿毛のお世話になっていた可能性があります。

こんにちは

蒲は、地元の大沼にもあって
以前、亀母と白鳥を見に行った時に
綿あめ状のものを
お土産に家に持ってかえりました(笑)
しかし、、、それはともかく
蒲団の語源が分かって
すごく嬉しいです。
いつか誰かに、話をする機会があればって
今から、そのチャンスを狙っています~~~(感謝)

亀三郎さん、こんばんは。
蒲団の語源になるくらい、昔は綿花が貴重で高価だったという証左にもなっていますね。
庶民が綿の布団を買えたのは、産業革命以後ということです。
蒲の穂綿をいつか集めてみたいものです。

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