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長生きと若返りの法則は存在するのか?

 
 

 米ウィスコンシン大学では、アカゲザル約80頭を使って20年にわたってカロリー摂取制限の実験を行なってきた。
まず、サルたちをクジ引きで各々38頭ずつA、B、
2群に分けた。

 
 実験は7歳から14歳の間、食べ放題で過ごすグループとカロリー制限で過ごすグループに分け、
そのサルたちが27歳になったときにどんな差があるかを調べたものだ。
 
 食事を十分に与えられたサルは体毛と歯が抜け、身体にもシワが多いのに対して、30%のカロリー制限を受けてきたサルは、
体毛はフサフサで肌にも張りとツヤがあり、背筋もまっすぐで若々しさに溢れている。
そして眼力が違うのがわかる。

 
 
1

 
 
 サルは全頭が27歳以上で老齢期にあるが、カロリー制限なしの群38頭のうち、すでに死亡したのは14頭で、がんや糖尿病、心臓病、脳萎縮など老化に伴う病気で息を引き取った。
カロリー制限ありの群38頭のうち死亡は5頭で、制限ありのほうが“長生き”であることもわかった(2009年発表時、実験はその後15年間継続するという)。
 
 しかも、カロリー制限ありのサル群では、がんや糖尿病、心臓病、脳萎縮などの疾病が少なかった。
少なくともサルに関しては、多少の空腹を保つことが老化防止や若返りの効果をもつ可能性が高いことが実験で確認されたのである。
 
ウィンドラック教授はこう結論づけている。
「低カロリー食が寿命を伸ばし、歳をとったときの生活の質(QOL)も向上する。加齢にともなう病気の発症や生存率の増加をみると、カロリー制限が強い影響を持っているのは明確である。」
 
サルだけではない。マウスの実験でも同様の結果が出ている。
1935年、米コーネル大学、栄養学者クライブ・M・マッケイ博士の研究論文によると、
カロリーを60%に制限したマウスは、通常より2倍以上生きることを実証した。
 
サルやネズミで結果が明らかなら、犬や猫などのペットについても推して知るべしであろう。
しかし、彼らは飼い主の理解と協力なしでは実行できないのである。
人については言うまでもないが、個人の自由意思が尊重されるので、これは人生観の問題かもしれない。

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科学・哲学」カテゴリの記事

コメント

永く生きたい、というのではないけれど、強いて言葉を当てるなら、
元気に生きながら死にたい、でしょうか。

ああ〜、お腹いっぱい食べたい、と思う毎日です。
我が家は、一食百円ダイエット。

iwamotoさん、こんばんは。
今回のコンセプトは、ペットの健康と長寿です。
人間についてはもっと複雑な要素が入ってくるので、別の機会に改めたほうがよさそうです。
ペットに好きなだけ食べさせるというのは、ある意味で緩慢な虐待かもしれないと思いました。
個人的には、飼い主も同じ条件で付き合うことで公平さを示しているつもりです。

これは私が毎日直面している、「永遠に続くジレンマ」ですね。
「可愛いから、欲しがるだけ上げたい」「ダイエットタイプじゃなくて、もっと食べ応えのある餌を上げたい」
でも元気で長生きして貰いたい。 なので太らせちゃマズイ!

「そりゃあお母さんだってアンタに好きなだけ食べさせたいわよ~、でも長生きして貰いたいから心を鬼にしてるんよ」
と、オヤツをくれくれ、と言うパオとにらめっこ。
動物病院で血液検査をしたところ、デブなのに血液はサラサラ、数値はどれもピッカピカでした。
ずっと与えていたロイヤルカナン ステアライズド7歳以上、が良かったのかな?

昼間は彼のおねだりにも多少は対抗できるのですが、(ほとんど出来てないかも)
夜寝ている時に、「起きてヨ~、腹減ったヨ~」と、やられると駄目です。
モーローとした頭で、お皿にザラザラと入れてしまいます(-_-;)

しっかしこのお猿さん、本当に同じ年ですか?ってくらい違いますね。
私ら人間の場合も同窓会などに行くとビックリするほど個体差はありますよん。
その個体差は・・・
「体型」と「頭髪量」
でしょうか・・・

paoままさん、こんばんは。
何を食べるかよりもどれだけの量を食べるかがポイントですね。
催促されて追加で与える時も、1日の上限を決めておいて厳守すればいいと思います。
それに成功したら、3%、5%と徐々に上限を下げていけばいいわけです。
私もジョバンニからのおねだりと日々闘っているのです。
「おや、なんの用だい?」といってとぼけていますが(笑)
ぶっちゃけ、一生のうちに食べる量は決まっていて、
早めに食べきるか、楽しみを残しておくかの選択でしょうね。

>一生のうち食べる量は決まっていて
はっはぁー、それは今まで考えた事は無かったです。
斬新な考え方じゃわ〜!
カープが負けてガックリしていた頭にパカーンとクリーン・ヒット。
読んで思わず「ほうーーー!」っと、声が出ました。

paoままさん、こんばんは。
食べている間と直後は満足感がありますが、消化に使うエネルギーの負担は半端ではありません。
それが老化を促進してしまうわけですね。
新型車がどんどん低燃費になっているように、人も動物もカロリー制限をすると低燃費型に進化します。
それでいて出力は変わらないか増えてしまうのです。
そのメカニズムは一言では説明できないのでまた今度。

おはようございます
やはり気になりますね
ごはんは少なめにしてます
肉より魚を食べることが多いです

ペットをただかわいがるのではなく、
飼い主が体のことを考えてあげないといけないですね

yutaさん、こんにちは。
「腹八分」は昔から健康と長寿の鉄則でしたね。
日本が世界一の長寿国になったのは、
戦中戦後の食糧難を経験された方々のお陰でしょう。
ペットにも恩恵を与えてあげたいです。

パオは自宅では、「カニカマちょーだい、カニカマ大好き」と、おねだりします。
でも週末田舎に帰っている時は、カニカマが無い事を知っているので、
おやつねだりは全くしません。
なので、彼の「ちょーだい」攻撃を
「ごめんね、もう無いんよ」と、かわせばいいのでしょうが、ナカナカねぇ・・・

彼の食べる量を見ると、7.2㎏の体重を維持する程食べているような気はせんのですが・・・
お腹はタプタプです。

パパさんの姉さん方は二人とも肥満体型です。
私を見ると「paoままは良いよねぇ~食べても太らんけぇ、私らは水を飲んでも太るんよ」
と言うのですよ。
それを聞くたびに「いーや!アンタらくらい食べよったら、私だって太るじゃろうよ」
と、思っていたのですよ。
でも、姉さん方も年をとり、食事量は激減しています。
なのにくびれ知らずの見事な4段腹。
「ちょっとしか食べないのに何であんなに肥えとってんだろう・・・」と不思議です。

paoままさん、こんばんは。
カロリーの総量規制が必要ですね。
回数は増やしてもいいので、一日分の限度量を決めたほうがいいと思います。
この決断が出来るかどうかに彼の未来がかかっている?ともいえます。
 
>食事量は激減しています。
加齢によって基礎代謝量が減っているのと、運動量と筋肉量が少なくなっているので、
食事量を減らした分と相殺しているのでしょう。
また、3度の食事は減らしても、お茶の時間におやつを食べた分はカウントされてなかったりするかもしれませんね。

こんばんは。
「ペットの」と言われていますが、どうしてもわが身に当てはめて考えてしまいます。
父が糖尿病だったので、その食事管理をしていたために栄養の基礎知識はあるつもりです。
なのでバランスは常に頭にあるのですが、何しろ甘いものと炭水化物が大好きなので
それをお腹いっぱい食べてはイケナイとは思っていますが・・・。
加齢にしたがって消費エネルギー減るのだから、摂取エネルギーを減らせねばならないのは
わかっているのですが、「この歳まで生きたのだから、もうどうなってもいいか」という甘さが増長してきます。
わかっているのに出来ない・・・困ったものです。

esikoさん、こんばんは。
ペットは飼い主の管理下にあるので、意思決定さえすれば実行できますが、
人の場合は個人の自由意志に委ねられているので簡単ではないようですね。
世界的に有名な、フランス人女性が食べても太らない理由を参考にしてみて下さい。
少ない量で済ませるために味わってゆっくり食べるとか、血糖値の上がりにくい食べ物を選ぶとか、色々ヒントがあると思います。
http://matome.naver.jp/odai/2140831728292800201?&page=1

こんにちは。
すごいですね~!この違い・・・
ほんと昔から「腹八分」って言いますけど、ちゃんとした根拠があるんですね。
私もそうしようと思いつつ・・・でも、目の前にあるとついつい・・・
私の祖母は今年95歳ですが、特に大きな病気をした事もなく
今でも一人で何でも出来るとっても元気なおばあちゃんです。
そんな祖母も腹八分にしていました。
長生き!そして元気の秘訣ですね!

いちごさん、こんばんは。
腹八分は初心者のレベルだそうです。
腹七分か六分が理想的なのですが、これは達人の領域になりそうです。
糖分を分解してエネルギーに変えるのが食事ですが、ダイエットすることによって、
ミトコンドリアが酸素を使ってエネルギー合成をする体質にシフトするのです。
そしてこちらのほうがずっと効率がいいのです。
身体への負担も少ないので老化が遅くなります。
簡単なメカニズムですね。

30%制限のおさるさんのお肌 いいですねぇ
羨ましい・・・
前にも書いたかもですが 医者から一日1800Kcal意識してください
と言われてる私
一食600Kcal これが難しい、、、超難しい、、、
580Kcalのカップ焼きそば食べて ジュース飲んで 
そのあと、、、堅焼き煎餅1枚食べて、、、のパターンで 笑
でも
ときどき
ご飯かるもり1杯 納豆 キャベツの味噌汁 目玉焼き(1個)

どうじゃい
これなら 600Kcal以下じゃろうって
ほくそ笑むときもあるのですが・・・ドテッ

あ~~
でもでも 健康寿命
永くありたいと、、、願望だけ、、、ですね わたし
これも
さだめかと 諦めるしかないかな (T_T)

亀三郎さん、こんばんは。
今回は動物バージョンなんですが、皆さん人間版としてコメントされますね。
人の場合は個人の意志が優先なので面倒なんですよ。
カロリー制限は難しくないですよ。
ご飯1杯に納豆と味噌汁の時は、目玉焼きはパスします。
カップ焼きそばの時は、ジュースをやめてお茶か水にします。
もっと簡単なのは、1日3食をやめて2食か1食にすることです。
完全にやめるのが難しい時は、朝食か昼食をバナナだけにするとか。
ちなみに、今日は炎天下で筋肉労働をしながら、昼食は380キロカロリーでした。

うむ、1949年生まれにしてみると、手遅れです。LOLOLOL
というので、朝食は、ベーコン三枚、卵二個、バタートースト2枚、ヨーグルト300g。

Cakeaterさん、こんにちは。
長寿に関してはともかく、健康寿命を伸ばすことはこれからでも可能です。
そちらの方がずっと価値があります。

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