« 2015年7月 | トップページ | 2015年9月 »

2015年8月

石割り松


 

三陸復興国立公園は、青森県南部から宮城県牡鹿半島までの三陸海岸のことである。
その最北端の海水浴場の外れの砂浜に、岩の割れ目から生えている松の木が複数ある。
  

Photo

 
 

Photo_2

 
 

特に注目されるわけでもないので、ほとんど知られていないのだが、よく見ると不思議な形態になっている。
  

Photo_3

 
 

Photo

 
 

まず、どうやって芽を出したのか、根はどこに伸ばしているのかなど、分かりそうでよくわからないのである。

  

Photo_5

 
 

Photo_6

 
 

近くの松林から種が飛んできて、岩の割れ目に入って芽を出したのだろう、というところまでは理解できる。

  

Photo_7

 
 

Photo_8

 

しかし、そこから先の成長のプロセスはミステリーとしか言えない。
生命力の神秘と力強さを感じたのだった。

  

10

 
 

11

 
 
驚異的なのはこれだけではなかった。
周辺の松林は、3.11の津波で大きなダメージを受けた。
とりわけ砂地にあった松は大部分が流されたり、枯れてしまって、ほぼ壊滅状態だったのである。
これらの「石割り松」たちは、波打ち際から20メートル足らずの位置にあるために、直撃を受けたのだった。
それでも生き残っていることに、2重の奇跡を感じざるを得ないのである。
  

12

 
 

13

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

田んぼアート2015

 

田んぼアートもそろそろ見頃になったようなので行ってみた。
やはり地面の高さからでは何の形か分からないようになっている。

 

1

 
 

2

 

さて、これは6月の田植えが終わった直後の様子。
 

B

 
 
こちらは、ひと月前の7月中旬。
 

D

 
 

そして8月、見頃になってきた。
 

3

 

これは6月のメイキング状況。
スケッチしたガラス板を通して目視で位置を決めるらしい。
  

A

 
 
三脚は、視点を固定するためだろうか。
どんな道具を使ったのかは分からなかった。
 

C








 


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

長い壁画

 
 

海岸近くの小学校が、すぐ近くの防潮堤をキャンバスにして壁画を描いている。
高さが1メートルくらいで、実測はしていないが、長さは述べ400メートルくらいあると思う。
20年前に小学生たちによって作られたものだが、あまり紹介されることもなかったようだ。
長すぎて画像では一部分しか見せられないからだろう。
 

1

 
 

2

 
 

3

 
 

4

 
 

5

 
 

6

 
 

7


8


9


写真では全貌を伝えることができないので、絵巻物風に動画にしてみた。
 

 
 

クサグモの巣とブレーンワールド

 
 
 

ブレーンワールド(braneworld)とは膜宇宙という宇宙モデルのことである。
人間が観測できるこの世界は、縦・横・高さの3次元に時間を加えて4次元となる。
それがこの一個の水滴に相当する宇宙である。 どうして宇宙は4次元なのに、人間は3次元しか理解できないのかというと、脳のデータ処理能力の仕組みに原因があるらしい。人間が外界を認識するのは、ドアの隙間から外を覗くようなもので、ドアの前を通ったものしか見ることができない。つまり、それくらいのわずかなデータしか処理できないのである。
ドアを開けて全体を見渡すには、自我意識の崩壊と引き換えになってしまう。
喩えていうなら、「千の風になる」ようなものだからだ。




 
Photo
 
 


理論物理学者のリサ・ランドールは、物理的5次元である高次元世界を、次のような譬えを使って分かりやすく説明している。
  
  

Photo_2
 
 


我々の宇宙はバスルームのシャワーカーテン(膜、ブレーン)のようで、我々はシャワーカーテンに着いた水滴のようなものと考えれば良い。水滴はシャワーカーテンの上を移動できるが、シャワーカーテンから離れてバスルームには飛び出せない。
  
  

Photo_3
 


バスルーム全体が高次元(5次元、6次元などの異次元)の世界だと譬える。我々は3次元のブレーン(膜宇宙)の中を移動できるが、高次元の世界へ飛び出す事は出来ず、また高次元の世界を見る事も出来ない。また、我々の膜宇宙以外にも、別の異なるブレーンがいくつもあると考えている。
  
 

Photo_4
 
 


これらの水滴の一つが、我々が存在していて観測できる宇宙だとすると、隣にある水滴と衝突して合体した状態を、ビッグバンの始まりとして説明することもできる。
 

Photo_5
 
 
写真は、クサグモが作る水平でトランポリンのような形のクモの巣である。
シャワーカーテンよりも
水滴(宇宙)の空中浮遊感と美しさがあるので使ってみた。
形が崩れて丸くなくなってしまったのが、「ビッグバン」後の宇宙だ。

 
 
Photo_6
 
 
 
ちなみに、クモの糸で出来た面(ブレーン)は5次元だが、相対性理論は高次元でも成り立つので、離れた宇宙(水滴)同士でも重力は作用する。その結果、引かれて接近し衝突するのである。
もちろん、階下や階上の別の面の
宇宙(水滴)に対しても同様に重力は作用する。
 
 
Photo_7
 
 
 ちなみに、20世紀が終わりに近づいた1980年代の前半に、イタリアで理論物理学者や天文学者が集まる国際会議が開かれた。来賓に招かれた当時のローマ法王、ヨハネ・パウロ2世は挨拶でこう述べたという。
「皆さんが、ビッグバン以後の宇宙について研究するのはとても良いことです。でも、それ以前のことを追究してはいけません。」
 

Photo_8
 
 
神学的には、神が、始めに「光あれ」という前に何かがあってはよくないことなのだろうか。たしかに、20世紀まではそう信じられていたとしても不思議ではないような気がする。
 

Photo_9

« 2015年7月 | トップページ | 2015年9月 »

2017年10月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
無料ブログはココログ