心と体

湯治

 


一ヶ月越しの腰痛に悩まされていたが、いろいろ試してみると、一時的にせよ痛みの緩和に温泉がいちばん効果的なことが分かった。
幸いなことに、自宅から十数キロほどの山間にラドン温泉があるので、時間がある日は通ってみることにした。


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「大谷温泉」という名の、昭和のひなびた銭湯のような佇まいだ。
放射能泉でラドンの量は東北一だという。


 

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中に入るとたまに猫がいることがあった。
この猫はいつもくたびれたように元気がないので、相当な老齢ではないかと感じたが、ただ単に眠かっただけかもしれない。
くび周りを撫でてやると嬉しそうにこちらを見つめていた。


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低線量の放射線を浴びることで身体によい影響があることは、
「放射線ホルミシス効果」としてよく知られている。
放射線が人体に当たると、一時的に活性酸素が増加するという。
この刺激で抗酸化酵素をつくる遺伝子にスイッチが入るらしい。
そして、抗酸化酵素の働きで活性酸素が除去されて、免疫力が
向上し、自然治癒力が回復するという。
細胞のDNA修復力の向上、免疫バランスの向上など、多様な効果が
判明している。

ここまではどこの温泉でも共通することなのだが、ここの水にはもう一つの、
独特の性質があることが知られている。
まず、飲んでみると水道水やミネラルウォーターよりもおいしく感じる。
また麦茶などの飲み物に使うと、マイルドになるというか、
柔らかい味になり、普通の水でつくったものとは味覚的に別物になる。
もちろん、ご飯を炊いても美味しくなる。
このため、ここの水をペットボトルなどに入れて持ち帰る人が多い。

これは経験的な事実であり、この客観性を疑う人はまずいない。
でも、物理的なメカニズムは一般の人にはほとんど知られていない。
放射線は無味無臭なので、これによるものではないことは明らかである。
長くなってしまったので、関心をお持ちの人がいれば追記などでお答えしたい。




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